プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)

2015年8月24日月曜日

はじめてのヨガ



はじめてヨガのスタジオでヨガをしたときのことを
よく覚えています


はじめてしたヨガはアシュタンガヨガというヨガで
運動量の多いヨガクラスでした
ついていくのにいっぱいいっぱいでした
あれよあれよとカラダを動かしていきました
なので
よく覚えているのは
正確には
ヨガをした直後の感じを
よく覚えている
と言った方がいいかもしれません


大抵のカラダを動かすタイプのヨガクラスでは
最後に仰向けになって休むひと時があると思います
カラダのちからをできるだけぜんぶ抜いて
目も閉じて休みます
ヨガクラスにとって大事な時間です


僕にとって
そのときのはじめての感じは
まさにはじめてな感じでした
でももしかしたら
どこか懐かしい感じでもあったのかもしれないなと
これまで少しずつヨガを続けてきた今になって
思ったりもします


先生のガイドによって
生徒さんみんなが仰向けになって
僕も仰向けになって
しーんとなって
先生は眼は閉じてと言いましたが
僕はしばらく眼を見開いていました
頭のなかを
スーッと風が通り抜けたようでした
そして
カラダの疲労感を
確かめるように
やがて眼を閉じましたが
心地良さがある一方
なぜか不安な感じがあったように思います
どういう種類の不安な感じなのか
うまく言えませんが
でもなにかカラダの奥の方に
自分で閉じてしまっていたものに
触れることになったからかもしれないなと
こうして想い返しながら
言葉にしていくなかで
思ったりします


僕にとっては
ヨガでカラダを動かした後に
仰向けになることが
あるいは
眼を閉じることが
なぜか
たぶん
少しだけ勇気がいることでした
(ヨガスタジオに行くのにも勇気がいりましたが…)



以下に
たまたま知ることができた短い詩があります


ちょうどはじめてヨガしたときのことを
想い起こすきっかけにもなったし
読み返す度になるし
まあ
端的にはっとして
良いなあと思うのですけれど
そのときの
ある感じに
新しい言葉を与えてくれます







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







(大急ぎで
重大な心配事
を一杯にした)
小さい男よ
停れ とまれ 忘れよ くつろぎたまえ

待ちたまえ 

(やってみたし
しくじったし
泣いた
小さい子供よ)
勇気をふるってねそべってごらん

眼をつぶって

大きい雨が
大きい雷が
大きい太陽が
大きい月が
(ぼくたちのなかに

入ってくる)


E.E.カミングス
「もう沢山」より
藤富保男 訳





little man


little man
(in a hurry
full of an
important worry)
halt stop forget relax

wait

(little child
who have tried
who have failed
who have cried)
lie bravely down

sleep

big rain
big snow
big sun
big moon
(enter

us)


From
e.e.cummings
No Thanks
1935


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