プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)

2016年1月13日水曜日

大相撲を見ると食生活とか心模様を考える癖があります

相撲、好きですか?
好きな力士が引退してしまってからはなんかちょっと寂しいです。

大相撲は初場所が開催されていますけれども
相撲を見ると

あ、食べる物気をつけなきゃなー
って思います。癖です。


大相撲は
神道の五穀豊穣を願って行われていた神様に奉納される祭り事。

神道には様々な祭り事がありますけれども、その思想は陰陽五行説。
東洋医学、中医学も陰陽五行説。


陰陽五行説とは
森羅万象、この世にあるものは陰と陽があり
そして五行、木・火・土・金・水に分けて考えるもの
と書けば、何やら難しいんですけども。

神社の飾りや色、お祭り とか
相撲の土俵と上の吊り屋根の赤房下(四隅にある四色の飾り)とか
暦 二十四節気、とか


私たちが普段何気なく行っている習わしも
ここに基づいていたりするものです。
これからだと節分の豆まきやひな祭り、なんかもそうですね。


で、なんで相撲を見ると食べ物につながるのか、というと
大相撲の行われる時期に関わってきたりしています。


暦のなかで、土用という時期があります。
うなぎを食べるあの土用です。

土用は年4回あります。
立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間。
要するに季節の変わり目を土用と言います。

この土用の期間は、土の気が高まる、なんて言います。

この時期の土を掘り返すような農作業や建築などは避けたりします。
土の気を鎮めるために、力士は四股を踏みます。
地鎮祭と同じですね。

土の気が高まると
人は消化器系や血の道に症状が出やすくなったりします。
胃腸の調子や血の流れなどの不具合から、いろんな症状が出たりします。

いつも以上に何かに惑わされたり悩んだり
地に足つかない感じになります。


この土用の時期が大相撲の開催時期を近いのでいつも思い出すのです。
現在大相撲は年6回ありますから、いつもではないのですけど。

2016年の冬の土用は、1月18日〜2月3日。
2月3日の節分は字の通り、季節の分かれ目。
2月4日は立春。一陽来福、春の始まり。一年の始まり。


暦、あまり意識しなくても生きていけるし
楽しいイベント的にいろんなお祭りを楽しむだけでもいいのですけど。

自然は一定ではないし、季節があって移り変わります。
人の体も心も同じ。変化するもの。
その変化が自然と同調していると、楽だったりします。

人の体に触れる仕事を、人生の半分以上していますけど
症状のあるないに関わらず、その変化は必ず起きているものです。


特に、子供はそんな自然の変化には敏感で素直なように思う。
月の満ち欠けの反応に敏感なように
季節の移り変わりをちゃんと感じているように思う。
その変化があまりに素直にでるのでびっくりする。

そういう習わしとか風習とか
由来から勉強したりするんですけど
子供にもちゃんと遺せるように生活していきたいと思う日々です。










そんな生活の方が
季節の変化とともに
必要なものを必要な時期に必要なだけって生活の方が
たくさんエコバック買うより地球に優しいんでないかって思う。


さて、これからの土用の時期。季節の変わり目。
子供にも何事も、大事なく過ごしたい。
何かあっても
食べたり食べなかったりしても

まー今の時期は仕方ない、土用だもんね。。
と思えば、おおらか気持ちで過ごせるかもしれない。

我が道をね、どうぞ行ってくださいな。。。















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