プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)

2016年4月23日土曜日

暦ではもうすぐ夏です

5月5日は立夏。
暦ではこの日から3日間が夏。
夏ですよ、もうすぐ。


ということは
季節が変わる前には
土用がありますね。


立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間。
季節の変わり目の期間。
詳しくはこちらにも


五行説の「木・火・土・金・水」の「土」の時期。

この時期に弱い人は

お腹の調子を崩したり
異様に食欲が出たり
むしろ胃がもたれたりで食欲が無かったり
月経トラブルがあったり
腰痛があったり
甘いものがやめられなかったり
なんか心配事があったり
気づけばネガティブ思考になってたり

そんなことが起こったりします。


4月18日から始まって5月4日までは春土用の期間。
思い当たる節、ありません?

ある意味
季節の変化とともに自分自身のカラダがちゃんと変化している
ともいえます。
でもあまり症状悪化させても夏に入ってからが大変なので
お気をつけ下さいね。


ところで
五行大義っていう、中国の宋の時代からある本があります。
その訳本が我が家にあります。マニアックです。

陰陽五行の全てがまとまってます。
安倍晴明で有名な陰陽道のテキストだったとか。

そんなマニアックな本ですけども
こんなこと書いてありました。

牛はこれ土の畜、その甘和を以て、故に時に象る。

なんのこっちゃといいますと

五行説で考える今の時期
五味、味で言えば、甘味のある食材はカラダを助ける、と。
五畜、肉で言えば、その甘味に対応するのは牛肉だ、と。
だからそれを食え、と。

牛、インドでは神様で道を渡れば周りがよけます。
牛肉には、ヘム鉄もビタミンB群も亜鉛もいっぱい。


昔は
食べるそのものが薬でしたから
その時期、その症状に合わせて食を変えたりします。
薬膳っていいますもんね。
あ、薬膳って聞くと菜食のイメージの人も多いんですけど
何でも食べます、基本。


ここでいう甘味っていうのは
砂糖とかの甘さというよりは穀物や根菜類の甘さって感じです。

でも食べればいいかっていったらそうでもなく
食べ過ぎれば先ほどあげた症状がでます。
適量、これが一番むずかしいですねー。

甘味、要するに糖質も多く含む食材も
カラダにとって必要な量を食べること
必要な分以上は食べないこと。


食も偏れば
自分のカラダだけでなく周囲の環境も偏ります。
人間って周囲の環境と共生しないと生きていけませんもんね。
自然のもので、不必要なものなんてないんじゃなかな。
やり方、使い方、食べ方次第。


菜食主義の時代もあった自分ですけども
今は自分も子供も家族も
必要な分をちゃんと食べるようにしています。

先日2歳になった息子。
今日は何を食べましょうかね。

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