プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)

2016年7月27日水曜日

You are what you ate

子供の頃はアトピーで食事制限がありまして
元々肉も好きでなかったし

その結果
ヨガを始めてから数年間は
すっかりベジタリアンでした。

それが良いんだって
思ってましたし。
思想的なものだけでなく
肉体的にも。


でも
世が世なら立派な高齢出産をしてみたら
産後はまったく太刀打ちできませんでした。

産後2週間でぶっ倒れて再入院したり
仕事してもすぐ熱出したり
心身ともにげっそりしてました。



もう一回全てをやり直して自分でも勉強しなおしたら

現代の栄養学が
医学としての栄養療法が
全く違っていたわけで。
自分の無知さにびっくりした。

分子栄養学は学べば学ぶほど深い。
栄養と遺伝子がどう関わるかなんて
今まで考えたことなかったわ。

生きていることって神秘。


生命を維持し肉体を維持することを
分子的なはたらきから考えてみれば
動物性のものを摂取するということは
人間にとって自然な行為。
そのための機能を持っているし。


インドの伝承医学アーユルヴェーダも
中医学も
肉食は禁じてはいない。
むしろ
体質によっては食べたほうがいい人もいる。
健康を保つために。


それをせず健康的に生きていくためには
とても高度なテクニックがいるし
それを成してこそ得られる境地があるんだと思う。


そして
残念ながら
それほど難しいことなのに
安易な気持ちで制限する人が多い。
自分みたいに。

多少なりとも知識を得た今になって思えば
あの頃の自分の血液データは
たぶんこんなだったろうなあ
なんて思う。



生まれて間もない子どもを抱きながら
こんな子になってほしい
なんてことより
ただ生きていてくれればいい思った。
できることなら
健康に生きてほしい。
今でも切に願う。


未来の自分
未来の家族をつくるのは
その食事。

You are what you ate
汝とは、汝の食べたものそのものである。













今の自分の体が必要としているものを知ると
それをなるべく食べようと思うと
いらないものを食べる余裕がない。

ありがたいことに
豊かな日本は必要以上なものに溢れている。

余分なものを食べるから
体にも心にも負担がかかるし
病の原因になる。

余分なものを持つから
余分なものを作る必要が生まれる。
余分なものを作るためのものが必要になる。

必要な物だけを食べる
みんながそうしたら
この世の中いったいどうなるんだろう

必要な物だけを育てる
そんな世界のほうが優しいんじゃないか
体にも
環境にも
それは非暴力になるんじゃないか


なんて偉そうなことを思いつつ

自分の出来ない生き方を
とてもハッピーにしている人たちが
ちょっと羨ましくも思う。


昔から捕鯨をしている土地の人達は
とらえた鯨は余すことなく全て用い
そして供養しているという。

命をいただく
せめて
それを忘れずにいたいと思う。


どんな食事法にも理論がある。
どれでも良い。
それが自分に合い健康ならば。
みんながハッピーならば。



You are what you ate



あなたは何で出来てるの?

私たちはあまりに
自分が食しているものに無知だったりする。

ファッション感覚で
次から次へと流行りの食材が出てきても
それが何なのか
どう体で変化するのか
ほんとうに自分に必要なのか
実は知らなかったりする。

自分がいつも何を食べているか知ってます?
自分が食べているものにどんな栄養が含まれているか知ってます?
自分に何が足りているか知ってます?
自分に何が余分なのか知ってます?


それにはまず
自分が何を口に入れているのか知ることから。


YogaBody ヨギのための新しい栄養学 は7月31日。
詳細はTOKYOYOGAまで。







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