プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)

2016年8月6日土曜日

滋陰潤燥

明日の8月7日は立秋。
ということは
夏の土用もあけて
暦では秋。

秋がはじまるんですよ、秋が。


中医学の古典によりますと

春夏養陽 秋冬養陰

が養生の秘訣。

春は生じ、夏は成長し、秋は収穫し、冬は蔵する。
この陰陽の四時の理にそっていれば、病にはならない、と。


とはいえ
まだめちゃくちゃ暑い。















もうちょっとかなあ、秋の気配を感じるのは。
まだあまり秋の果物もみないし。



秋は収穫の季節。
色とりどりに染まる中で少しづつ涼しさも感じ始める時期。
早寝早起きは基本。

秋はちょっとセンチメンタルな気分にもなりますけども
まさに心のはたらきとしても活発に過ごす夏から
穏やかに静かに過ごす時期。

楽しいことはいいけれども
この時期にあまり興奮しちゃって遊びすぎても
消耗しちゃって冬が持ちません。

体も外気とともに乾燥しやすく
やっぱりここでも大汗かくほど体を動かしすぎても
肺の機能を損なったりするので
冬にいっぱい風邪をひきやすくなります。

滋陰潤燥

陰を補って潤す。
秋の過ごし方のコツ。

秋に収穫する果物なんかはまさにこれ。
よく出来てます。
旬のものを食べておけばよろしい、と。


そして
肺を潤す。
これも秋には大事なこと。

早起きが良いっていうのも
肺を助けるから。

そして何より
呼吸。

大事に大事に
息を吸って息を吐く。

このことこそが
肺を潤し機能を助けてくれる。

冬に風邪を引きたくなければ
冬に肌を乾燥させたくなければ
今から潤すこと。


先日
ガンとともに生きる人達へ
ヨガを伝える機会がありました。

何でしょうか。
うまく言葉ではいえないけれども
きっと私が一番満たされた。

そして
このクラスは今後も継続させてもらうことになった。


呼吸とは生きていることそのもの。















それを感じると自然と力が抜ける。
そこから生まれるものもあるのではないかな。

次回はまたおもしろそうなことをやるって。
思いっきり笑って
そこから生まれるものもあるのではないかな。




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