プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)

2017年4月12日水曜日

産後の私はなんであんなにつらかったのか  過去のわたしが今のわたしをつくる③

なんで産後はあんなにつらかったのかな。
しょっちゅう熱出して、再入院までして
肉体的にも精神的にもフラフラ。

まず栄養状態を考えてみる。
そりゃそうだろっ
とも思う。

もともと胃酸分泌が弱い上にほぼヴィーガン。
妊娠中は少しずつ食べていたとはいえ
胃酸が少なければたんぱく質は消化しきれず。
消化できないとどうなるか、はまた今度。

たんぱく不足は貧血にだってつながる。
赤血球やヘモグロビンの材料だもん、たんぱく質。

貧血は単なる鉄不足、じゃないのよ。

胃酸の分泌が少ないってことは
鉄もビタミンB12も亜鉛も
吸収が少なくなるってこと。

胃酸の分泌が悪いってことは
お肉食べたら胃が。。。。
なんてことだけでは終わらない。


鉄欠乏=貧血ってだけじゃなく
鉄は②で話したセロトニンやメラトニン
他にもドーパミンを作るときにも必要。

セロトニン → ハッピーな心持ち
メラトニン → 眠気をさそい
ドーパミン → やる気!元気!

それがないんだから。。。まさに産後うつ。

ビタミンB12が足りなくても
赤血球の分化がうまくいかないので貧血につながる。

亜鉛が少なければ銅とのバランスが悪くなる。

銅はドーパミン → ノルエピネフリン に必要。
銅が過剰になれば
ノルエピネフリンが増えて。。。闘争モード突入。

イライラ。。。産後のヒステリーの出来上がり。チーン。

母乳の分泌をおこすオキシトシンだって
過剰に出れば攻撃性が増すっていうんだから。。
夫すら敵に見えてしまうのではなかろうか。


東洋医学的にも、肝鬱でしょうねー。
ピリッてしている感じ。
特に左の流れが特に悪いわたし。
経絡、気の流れにも左右差って出てくる。

それでもよくぞ側にいてくれました、と夫には頭が下がる。


いろいろ学んだり取り組んで
体感的にも精神的にも違いは感じられる。
(夫が違いを感じているかどうかは。。。)

貧血は妊娠中に苦労するだけじゃないし
母体の貧血は胎児にももちろん影響する。
ってことは、生まれてきた子供にも何かしら影響している。


生まれてきた子どもが
 お腹が弱いとか
 肌荒れとか
 食が細いとか
 すぐ風邪をひくとか
 夜泣きとか
 癇癪とか
 乳にくっついたまま離れてくれないとか

その元をたどっていくと母、なんてことは珍しくない。
だから
小児はりでも、子どもを治療する時にはお母さんの治療も一緒。
お母さんが治らなきゃ、子どもも治らない。

栄養的にも
東洋医学的にも
それは同じ。

しんどいことがあっても
それで子どもや家族にあたったりしちゃっても
それは体が疲れているだけかもしれない。
栄養が足りてないだけかもしれない。

だったら
楽できて食べれて寝れて
元気になれればいいじゃんね。

なので、そういうことをお話する会をやります。
どんなもの食べるかってのもやっぱり気になるところだし。
自分の子どもがどんな状態なのかも知りたいし。

お母さんが元気になると子供も元気になるよ。


5月8日に垂水のヨガスタジオ ティケティケさんにて

鍼灸師に聞く、栄養と身体のケア講座
「母と子の身体のケア」
「ママが毎日子供に触れる小児はりと子どものツボ押し実践」

ご予約はかもめスタイルまで。





小児はりは刺さないはり。(詳しくはこちら
知っておくといろいろ便利。
子どもも喜ぶし、大人にもできちゃう。

病院に行く前に、まず母がみるって何かいいよね。

そんな体を自己管理する習慣は
親元離れてもその子には残るんじゃなかろうか。


妊娠中の私の状態を考えると
あー、ごめんねって子どもに思うところもたくさんあり
でもそれは産まれてからだってケアできる。

産後しんどかったわたしってもともとどんなだったのかな
わたし自身がどうやって産まれてどうやって育ったのか
わたしの母がどんな状態だったのか

母と子
自分と子ども、をみていくためには
自分と母親
これをみずにはいられない



つづく


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